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一級品の「知性」とは? ~フィッツジェラルドの教え

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おはようございます!

 

皆さんも、学校や職場で意見のぶつかり合いを経験した事があるかと思います?自分の実績を上げるため、どうしても譲れない信念のため、相手を論破し言い負かそうとした経験がある方は少なくないのではないかと思います。意見がぶつかり合った時、「面倒くさいから」「どちらでもいいから」といった気持ちで相手の意見を優先させる事もあるでしょう。

 

しかし、意見の対立というのは「0か100か」の二択なのでしょうか?相手の意見を封殺して言い負かしてしまうことが本当に得策なのでしょうか?アリストテレス倫理学に「中庸*1」という言葉があります。端的言えば「考えに偏りを持たない」ということなのですが、これを実行するのが非常に難しい。

 

人間と言う生き物は、どうしても自分の考えや行動を客観的に見る事が難しいようで、相手の意見と食い違うとついムキになって反論してしまうのです。ファシリテーター*2がいればそのあたりは上手く処理されるでしょうが、それらに準じる人がいない小規模なコミュニティーの会議や打ち合わせなどでは収拾がつかなくなってしまうことがあったりします。誰もが損をしないような小さな決めごとであれば問題ないのですが、特に金銭的に不利益が発生してしまうような場合、小さな反論から取り返しのつかない喧嘩にまで発展してしまうこともあるかもしれません。

 

私自身、殴り合いにまで発展した会議やミーティングに居合わせた事は、幸いにしてありませんが、学生のころなどはそれに近いような暴言まがいの会議などはいくらかあったように思います。

今日は、そんな「意見の相違」に出くわしたとき、人間の真の「知性」が見えるのだと教えてくれた名言をご紹介いたします。

 

第一級の知性を計る基準は、二つの相対立する思想を同時に抱きながら、しかもそれらを機能させる能力を維持できるかどうかということである

 

スコット・フィッツジェラルド*3の名言です。

耳が痛い……耳が痛いよーーーーーーーーーーー(笑)。

自分の知性はまだまだ二級品であると実感します。(←二級品でも図々しい笑)

小説家と言うのは何人もの登場人物を複雑に動かし、その人物的背景や思想なども綿密に設計していますからね。いくつかの思想を同時に処理し、さらにそれらを無駄なく最善の形で機能させる、なんて事もさほど難しい作業ではないのかもしれませんね。

 

私も、今日から本当の「知性」を持てるよう、相手の主張を真摯に受け止めて行こうと思います。まずは、Tくんの話を居眠りしないで聞いてみる事にしようかな(笑)。

それでは今日も良い一日を!

 

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*1:『ニコマコス倫理学』のなかで、アリストテレスは人間の行為や感情における超過と不足を調整する徳としてメソテース(中間にあること)を挙げた。メソテースとはギリシャ語(ギリシア語: μεσοτης, Mesotes)であるが、英語ではGolden Mean(又はHappy Mean)と言う。日本語訳ではこれに中庸という儒教用語をあてた。例えば、勇気は蛮勇や臆病の中間的な状態である時はじめて徳として現れる。アリストテレスによれば、この両極端の中間を知る徳性が思慮(フロネシス、実践知)である。

*2:1947年、体験学習を用いた人間関係トレーニングが開発され、米国NTL Instituteによってこの人間関係トレーニングが全世界に広まる際、ここでグループ・プロセスを適切に観察し、介入と促進を行う者をファシリテーターと呼ぶようになった。 また1960年代、カール・ロジャーズが、カウンセラーの養成を目的にエンカウンターグループと呼ばれるグループ・アプローチを開発し、この場での学習や気づきを促進する教育スタッフがファシリテーターと呼ばれた。ウィキペディアより

*3:フランシス・スコット・キーフィッツジェラルドは、アメリカの小説家。一般にはF・スコット・フィッツジェラルドと称される。失われた世代を代表する作家の一人。

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