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美しきもののけ ~ヘラクレイトスに学ぶ

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■あるがままに

おはようございます!

 

自然の多いところに限らず、アスファルトに囲まれた都会でも、道端に咲く名もないような花に目がとまる事があります。花を咲かせているから目がとまるのですが、道端を良く見ると名前のわからない雑草などもたくさん生えています。アスファルトで固められた隙間から雑草が窮屈そうに生えています。人間からしてみれば、せっかく歩きやすく車も通りやすいアスファルトを敷いて、虫や雑草から解放されたと思ったのに、隙間を縫って雑草が生えてきて、その雑草に虫がたかって……あまり望ましい光景ではなくなっています。

 

 

自然から見れば、人間のすいぶん身勝手な主張ですが、雑草が生い茂った景色は美しくもなければ何のメリットもない光景です。しかし、虫や動物からすれば人間の傍若無人で横暴な自然破壊や開発は、デメリットしかなく身勝手な行為でしょう。物事にはそれぞれ側面があり、立場によってその善悪は変わってくるものですよね。何もこんなところで改めて説明するまでもないような話です(←回りくどくてすみません笑)。

今日はそんな「自然」と「人間」という関係を考えさせられるひとつの名言をご紹介いたします。

 

神にとっては全てが美しくて、良くて、正しい。ただ人間が、あるものは正しく、あるものは正しくないと思うだけである。

 

ヘラクレイトス*1の名言です。至極当然のお言葉です(笑)。しかし、なかなか忘れがちな大切ことなのではないかと思います。この言葉を思い出した時、私はもう一つの言葉を思い出しました。日本を代表するアニメ作品「もののけ姫」の一節です。

 

■美しきもののけ

自然と人間と言う二項対立をテーマに様々な物語が生まれていますが、日本を代表する作品のひとつはやはり宮崎駿監督の作品ではないでしょうか。ここで、宮崎駿監督の作品について細かく論じる事はかないませんし、多くの評論家の方々が書籍などで言及しているでしょうから、興味がある方はそちらをご覧いただくとして(←言及できるほど知識もありませんし笑)、ひとつの名言をご紹介するだけにとどめます。

 

生きろ、そなたは美しい

 

もののけ姫*2」におけるアシタカ*3がサン*4に発した言葉です。この言葉にはヘラクレイトスの名言の意味が隠れているように思います。「人間は醜い」と育ったサンは人間でもある自分に「醜さ」を感じている、しかし本来そんな「人間」もおおいなる「自然」の一部であり、環境破壊や自然開発を行う姿すら神から見れば「美しく正しい」姿なのでしょう。それを「悪」ととらえることすら人間の驕りなのである、そう諭されているように感じます。宮崎駿監督が訴えかけたいことではないかもしれませんが、その意味は少なからず含まれているように感じます。哲学、哲学的思考と言うのはアカデミックな物だけでなく、漫画やアニメにも組み込まれているので、アンテナを高くして多くの物から学び、理解を深める事が出来るのではないかと思います。人生とは日々勉強ですね。

 

それでは皆さん、今日も良い一日をお過ごしください!

 

【関連記事】

balasense7.hatenablog.com

*1: 紀元前540年頃 - 紀元前480年頃?)は、ギリシア人の哲学者、自然哲学者。ウィキペディアより

*2:もののけ姫』は、宮崎駿によるスタジオジブリの長編アニメーション映画作品。1997年7月12日公開。宮崎が構想16年、制作に3年をかけた大作であり、興行収入193億円を記録し当時の日本映画の興行記録を塗り替えた。 映画のキャッチコピーは「生きろ」。 ウィキペディアより

*3:主人公。ヤマト(大和)との戦いに破れ、北の地の果てに隠れ住むエミシ(蝦夷)一族の数少ない若者で、王になるための教育を受けた、一族の長となるべき17歳の少年である。ウィキペディアより

*4:もののけ姫。15歳。犬神(山犬)に育てられた少女。不気味な土面を付け、巨大な山犬に跨り、タタラ場やエボシ御前に何度も襲撃を繰り返す。アシタカに出会い、荒ぶる神々と人の間で心が揺れ動く。ウィキペディアより

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