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口に入る物、口から出る物 ~アウグスティヌスの教え

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おはようございます!

 

雄弁は銀、沈黙は金

 

という言葉があります。これは

沈黙は金、雄弁は銀 - 故事ことわざ辞典

によれば

 

イギリスの思想家・歴史家のトーマス・カーライルの『衣装哲学』にあることばで、「Speech is silver, silence is golden.」から。
「沈黙」を、銀よりも高価な金にたとえていったもので、よどみなく話せることも大事だが、黙るべきときを知ることは、もっと大事だということ。

という事だそうです。有名な故事なのでご存知の方は多いのではないかと思います。

 

私もなのですが、人はついつい多弁になりがちです。それは営業活動などにおいては特に顕著に表れるように感じます。誰かを説得したい時などは熱が入ってしまって、どんどんしゃべってしまうのではないでしょうか。自分が営業をかけている時だとなかなか気付きませんが、営業をされる側に回ると冷静に相手を見る事が出来、その雄弁さに辟易してしまうことも少なくありません。しかし、それはもちろん功を奏する場合もありますが、「出来る営業マンはお客様に話させる!」などといった営業ノウハウ本も多く、優れた営業マンはそれほど多弁ではないとも実感します。まあ、営業手法は多種多様なので一概にどれが正しいなどとは言えないと思いますが。

 

しかし、営業にしても戦略会議にしても、経営会議にしても、なんにしても大事なところで間を置き、慎重に選ばれた言葉でスパっと方向性を決めてしまう有能な人物には幾人か心当たりもあります。沈黙を効果的に機能させ、選び抜かれた「言葉」には良い知れぬ説得力があるようにも思います。「一撃必殺」とでも言いかえられそうな「言葉」です。今日はそんな「言葉」について考えさせられる名言をご紹介いたします。

 

食べ物を選ぶように、言葉も選べ

 

アウグスティヌス*1の名言です。人間は食べ物は慎重に取捨選択するのに、相手を傷つけたり追い詰めたりしてしまう「言葉」にはいささか無頓着であるようにも思います。私見ですが、食べ物に無頓着な人物は「言葉」に対しても無頓着で語彙も少なく無礼である人物が多いように感じます。美食家というわけでなくてもいいと思うのですが、五感を研ぎ澄まし味覚に繊細な人物は、あまり愚かな発言をしないように感じます。逆も真なりで、「言葉」が繊細で慎重な人は食べ物に対しても繊細であるように感じる事が多いです。

 

私自身、今でこそ少しはまともになったと思いますが、学生のころなどは「お腹いっぱいになればいい」くらいのノリで、食べ物もジャンクフードも多く、言葉にも無頓着であったように思い出されます。やはり、それによって多くの人を傷つけ争いにもなりました。食事に関してはエンゲル係数*2の問題もあり、高級で高品質の食事ばかりは出来ませんが、やはり「口に入る」ものには慎重でなくてはならないのかもしれませんね。その「口」から出る「言葉」の品質にも影響するかもしれないですから。

それでは皆さん、今日も良い一日をお過ごしください!

 

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*1:アウレリウス・アウグスティヌスは、古代キリスト教神学者、哲学者、説教者、ラテン教父とよばれる一群の神学者たちの一人。古代キリスト教世界のラテン語圏において最大の影響力をもつ理論家。カトリック教会・聖公会ルーテル教会正教会非カルケドン派で聖人。母モニカも聖人である。 ウィキペディアより

*2:エンゲル係数(エンゲルけいすう、英語:Engel's coefficient、ドイツ語:Engelsches Gesetz)とは、家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと。ドイツの社会統計学者エルンスト・エンゲルが1857年の論文で発表した。

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