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とあるビーチの主 ~今週のお題「海外旅行」

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今週のお題「海外旅行」

 

おはようございます!

今日はまた今週のお題に挑戦してみようかと思います。テーマは「海外旅行」。私も海外旅行は数回しか経験していないのですが、最初の海外旅行での体験を。

 

初めて海外旅行に行ったのは、学生の頃でした。大学の仲間4人と東南アジアへと行きました。学生の事と言うのは怖い物知らずで、今考えると冷や汗ものです。

現地へ着くとすぐに私たち一行は、ホテルの周辺をブラブラしました。旅行会社などにツアーは頼まず、現地で場当たり的に観光やレジャーを楽しもうと決めていました。何しろ男ばかりの旅行だったので、「なんでもあり」状態でした。白人や日本人が多いリゾート地だったので、街を散策しだすと片言の日本語で物売りがガンガン寄ってきます。海外旅行慣れしている面子もいたので、軽くいなしていましたが、その中の一人が流暢な日本語で話しかけてきました。どうやら店の売り子ではなく、単に日本人と仲良くなりたいような遊び人風の男でした。話を聞くと、日本で働いていた事があるようで、その時に日本語を覚えたようです。

 

話がはずんでくると、その男は「俺が旅行の最後まで○○(円)でガイドしてやるよ」と言ってきました。もちろん行動を供にしたくない時は、前日に言ってくれれば付きまとわない、そう言われました。私たちは少し警戒したものの、男の人柄とその値段が決して高い物でなかったのと、車も手配して支払いは最終日でいい、という言葉で信用しお願いする事にしました。他にも信用に足る事実がいくらかあるのですが、説明が面倒なので割愛します(笑)。

 

そんなこんなでその男にガイドを頼み、トラブルもなく旅行を楽しんでいました。そして2日目か3日目に、とある海岸でパラセイリングをしないかと誘われました。「料金もそこらのガイドを通じるより口利きで安くできるし、良い場所なので景色も最高だ」そんな言葉で二つ返事でOKしました。それまでも、ガイドの男はとても親切でフレンドリーで、ボッタくったり危険な場所に連れていくような人間ではないのは確信していたので、心配なんぞかけらもしませんでした。

 

車をしばらく走らせて、ガイドの男はちょっと小奇麗な海の家のようなところに案内しました。中に入るとそこからはコバルトブルーの海が一面に開けていました。最高の景色でビーチも観光客で汚されてなく真っ白な砂浜が広がっていました。私たちはテンションが一気にあがり、ガイドの男に感謝しながらワイワイと座って手続きをしていました。すると2階からひとり初老の男がゆっくりと降りてきました。私たちは特に気にすることなく談笑していました。するとその男は、私たちのいたテーブルに近付いてくるとおもむろに空いていた椅子に腰掛けました。

「???」

私たちの頭に疑問符が浮かんでいると、側にいたガイドの男が気付き急いで近づいてくると、その初老の男と現地の言語で話すと、私たちに向かって

「御館様……あいさつして」

と言いました。私たちはそこで何かを悟りました。ガイドの男の恐縮した態度、謎の「御館様(笑)」という言葉。よくよく見るとちょっと強面で寡黙な初老の男のただならぬ雰囲気。

 

おおぅ……こいつはソッチの者だぜ……(←ソッチってどっちだよ笑)

 

なんて心の中で叫び、

「こ、こんにちは。きょ、今日はよろしくお願いします」

なんて挨拶をしました。4人で顔を見合わせ、

(やべー所にきちゃった?)

と目配せしました。初老の男はうなずくと、お付きの者に何か言うと、しばらくして私たちの前に飲み物が配られました。ガイドの男は

「強めのお酒だよ、飲んで。歓迎されてるんだよ。」

と言い、私たちはちょっとためらいながらもそれを一気に飲み干しました。かなり強いお酒で、辛口の焼酎に近かったように記憶しています。それを飲み干すと、初老の男はゆっくりと笑い、ガイドの男に何か言うと立ち去って行きました。

 

私たちはあの初老の男が、その筋の方なのか、本当に村の御館様とかなのかしばらく話していました。ガイドの男に聞いても「御館様」としか教えて貰えず、「や○ざなの?」とも聞けず、もんもんとしていましたが、コバルトブルーの海の上をパラセイリングで飛びまわったらすっかり忘れてしまいました(笑)。しかし、あの初老の男はいったい何者だったのだろう。今となってはその真実を知る事は叶いませんが、私にとっては貴重な海外旅行の経験でした。今考えるとあの場で拉致されて、臓器売り飛ばされて海の藻屑にされても、絶対犯人捕まえられないだろうな……。結構危ない橋を渡っていたのかもしれないなぁ。

皆さんも、海外旅行へ行かれる際は十分に安全に留意してくださいね。では、今日も頑張ってまいります!

 

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